新商品開発は難しい~~~っ! 中小企業の商品開発戦略の基本は?
2015/07/15
おはようございます!
『上質なお客様が降ってくる経営システム(4つの有効コンタクト)』を
紹介している西村です。
勉強会のメンバー向けに出したメールです。
参考までに紹介します。
経営戦略を落としこんで『有効コンタクト』している人は
商品開発もソツがないです!
↓ここから
おはようございます。
西村です。
台風11号が猛威を振るっています。
皆さんのところは、大丈夫ですか?
被害にあわれないように祈っております。
◆この台風は「大型で強い」と言われています。
我々の目指す、戦略とは違います。
我々は『小さくても強い会社やお店』になることです。
その中でも、よく考えていることがあります。
商品開発のことです。
私が考えているというより、皆さんが悩んでおられることです。
◆商品開発は難しいですね~~~っ!
特に、新商品は!
ここでの基本があります。
これからずれると無駄な努力になります。
頑張っているようで、
・ムダな時間と
・ムダな労力になっていきます。
両方共、形がないので気づかないことが多いものです。
当然、ムダな経費がかかり、それが利益を奪っていきます。
ただ、形がないのでそれに気づきません。
◆商品開発の基本は、これです。
『今のお客様の今の商品から始める!』です。
まず、今の『主力商品』とそのお客様から始めることです。
これだけ、理解したら後は読まなくてもいいです!
しかし、読みたいという方は、どうぞ!(笑)
最初のステップは、『スイートスポット商品』です。
顧客内占有率を上げるために、『一定の需要はあるが
強い敵がいなく、マネされにくい商品』を見つけることです。
◆事例としては
・ミツカンの納豆
・坂本さんの「 ラテのもと カフェエクル」(いわゆるリキッドタイプ)
ドリップバック
で、説明しています。
別の言い方をすると『今のお客様に別の商品』というものです。
ウチでの、講演会もこれに当たります。
◆しかし、これも難しい~~~っ!
だから、なんとなく売れるという商品を見け出す。
そして、売ってみようとするがこれがまた売れない!(笑)
私だってそんな経験、山ほどあります。(苦)
そう、
頑張っているようで、
・ムダな時間と
・ムダな労力になっていきます。
おまけに両方共、形がないのでそのムダに気づかない!
◆しかし、その新商品開発の大きなヒントが有ります。
実は、今のお客様が教えて下さいます。
でも、ほとんどの場合はそれが「文句」に聞こえます。
そこまでいかなくても、『あまりいい意見』に聞こえません。
例えば、うちの講演会。
最初は、ドラブルから始まりました。
「勉強会と同じ日に竹田先生の講演があります!」
ということから始まりました。
最初は、お客様のダブルブッキングでした。
でも、スケジュールを変えて皆で行ったんです。
そしたら、スゴく良かった!(笑)
それで、継続してやっています。
◆『今のお客様に別の商品を!』
それが、効果的な新商品開発です。
「それをやっても売れないんです!」
という方もいるでしょう。
その時は、改めて、
『今のお客様の欲しいものは何か?』を考えてみてください。
◆『こちらの売りたいものは何は?』ではありません!(笑)
それは、略奪発想です!
「これくらい、市場から取れるぞ!」と言う発想です。
大手の発想です!
栄略発想が必要です。
お客様とともに栄えるという考えです。
◆あくまで、お客様の必要性に合わせていきます。
ただし、ここで気をつけないといけない事があります。
『お客様が今言っている通りやっても成功しない!』ことです。
お客様の本当の必要性を見つけることです。
特に、『需要』を見つける必要があります。
お金を払っても使いたいというものです。
そうしないと「言われた通りやったのに売れない」になります。
◆そして、このお客様の本当の声を聞く方法は?
それは、お客様と一緒に悩むことと思います。
そのお客様の
・さらに役に立つことは何だろうか?
・さらに喜んでいただけることは何だろうか?
・幸せや成功をサポートすることは何だろうか?
と、一緒に悩むこととおもいます。
そして、最後は「それで売上や利益が上がるものは何だろうか?」
と問いかけることですね。
◆これ、順番を間違うと「略奪発想」になります。
でも、利益も大事です。栄略ですから!
紙一重ですが、ここに大事なことです。
『答えは、お客様の中にあり!』
いやいや、『答えは、お客様が教えてくれている!』です。
これも『有効コンタクト』をして、情報収集するから
聞こえてくる声です。
ミツカンさんや坂本さんのように目立たなくても売れる
新商品をイメージしてみてください。
No.1経営塾・西村謙二
実は、この後に『栄略ヒナ壇』と言う考え方が
あります。
『お客様との絆をさらに深めていく商品系列』です。
それについては、またお話します。
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