◆ハズキルーペはなぜ、売れる?新規参入は『売りの差別化』を!
2019/06/20
◆ハズキルーペは、なぜ売れる? 必要なのは『売りの差別化』
競争激化の眼鏡業界でハズキルーペが爆罰的に売れている理由は?億単位の広告費だけではありません!
ここに売れる『売れる戦略公式』が見えてきます。
売れる公式とは『売れる市場』に『売れる売り方(売りの差別化)』で売ることです。
売れる公式とは『売れる市場』に『売れる売り方(売りの差別化)』で売ることです。
ランチェスター経営認定講師の西村が独自の視点であなたの経営で使えるように解説します。
●広告費50億円!しかし、広告費だけではない巧みな戦略が
テレビCMがやたらと多くて中には「ウザイ!」と言われるくらい
浸透している『ハズキルーペ』
皆さんもテレビとかでご覧になったこともあると思います。
また、大型電気量販店にも売り場を確保していますね!
最近では町の薬局でも見つけたという人もいます!
◆競争激化でも『売れる市場』があります!
小さな市場で売上350億円!?
ちなみに、どれくらい売れているのでしょうか?
ネットで調べると『売上非公開』とありました!
推測すると『ハズキルーペ』350万本売れているとのこと。
1本10167円 程度なので、約1万円。
350万本×1万で350億円になります。
眼鏡業界ではどの位置かというと業界の売上は
1位、三城HD 537億円 シェア42.5%
2位、ジェイアイエヌ 406億円 〃 32.1%
3位、愛眼 165億円 〃 13.0%
4位、メガネスーパー 157億円 〃 12.4%
(平成27年~28年)
グラフにするとこんな感じです。
という状況です。
●という状況ですから、業界の中ではそんなに大きくはないです。
小さく見えますが実は『売れる市場』になるわけです!
そして、『眼鏡型拡大鏡』でトップに躍り出ているわけです。
会長の松村謙三氏は「宣伝広告費、2年で50億かけました!」 との
こと。
ちなみに公開されていないので粗利益は分かりません。
しかし、ググって(ネット検索)見ると「原価3000円程度」×
350万本=245億円の利益とも出てきました!
「そりゃ~広告費50億かけても儲かるわ!」 という人もいるでしょう!
典型的な『ニッチな市場に先行投資で利益を上げる』 というパターン
ですが、そこに表に出てこない販売戦略があるのです!
◆『売れる売り方』をする! 販売の差別化
●しかも大手にもまねできない『販売戦略』があります!
それは店舗で物を売るには『什器とサンプル』が必要です。
『什器』は簡単に言うと『陳列棚』『ショーケース』 と言ったものに
なります。
これには選定に手間がかかったり費用も掛かります。
『眼鏡のサンプル』も通常は保証金のようなもので上の『什器』と
あわせて20万くらいは請求します。
ハズキルーペ、なんとこれが無料です!
関連会社『神田通信工業』があるのでコストを下げてつくることが
で来るからです!
いろいろ考えていますよね!
●そうすると『無料』は無料で「なんか怪しい!」「詐欺商法!? 」と
疑いもかけられたそうです。
しかし、 テレビ広告で石坂浩二さんや渡辺謙さんが出てくることにより
信頼アップで取次店を増やしているようです。
当然、これくらい売れると競合も追従してきます。
実際、 Zoffさんもシニア層に向けて税込み7000円の商品をぶつけ て
来ています!
そんな時に『売り方』 で差別化をしているところも大きなポイントに
なります。
『小さな市場+売れる売り方』をする!
●中小企業や小さな会社お店の市場は小さいです!
しかし、考え方によってはそれが『売れる市場』になります。
強い競合がいないからです。
小さな市場でも強い競合のいない『売れる市場』に差別化された
『売れる売り方』をする。
それが中小企業や小さなお店の勝つ戦略です!
ところで私全然、眼鏡を使っていません!
でも、ハズキルーペが欲しいと思っている今日この頃です!(笑)
西村謙二
中小企業や小さなお店で必要なのは『売れる売り方(売り方の差別化)
です!
そんな『差別化された売り方』を学びませんか?
顧客創造戦略という形で学んでいきます。
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