◆洋菓子店の三重苦 不二家が 3年間で124店閉店!
2019/10/03
カテゴリーブログ
皆さん、おはようございます!
銀座・中小企業会館で経営者塾を開催している西村経営研究所です。
10月になり増税と同時に『ペイ関係』が大はやりですね!
私も早速『ペイペイ』と『メルペイ』と作ってもらいました。
でも、コンビニのレジの前でいつも固まっています!(笑)
◆洋菓子店の三重苦
スィーツ好調と言われていますが、帝国データバンクの発表では
・洋菓子店の倒産が2019年8月までに30件発生
・「至高のモンブラン」のモンブラン(兵庫)
・「ユカたん」「レモンケーキ」のニシムラフアミリー(北海道)
などの地元の有名店の経営破綻
総務省家計調査によれば、 ケーキへ出費は10年間で8.9ポイントも下落 。
(2009年におけるケーキへの支出額を100として)
また、別の情報では
・ペコちゃんの不二家が 3年間で124店閉店
・銀座コージーコーナーも売上減少が多く今期は7億5,500万円の赤字
だそうです。
●ではでは、その原因は?
・消費志向の変化
先にも書きましたが10年間で91.1と約10%低下
( 総務省家計調査、 2009年におけるケーキへの支出額を100として)
・量販店やコンビニに食われる。
いわゆるホールセールの市場規模は0.7%増加(富士経済データ)
・ 相次ぐコストアップ
ここ10年で一番上がっています!
帝国データバンクの「全国企業財務分析統計」では、2017年度に
おける「菓子・パン小売」の原価率は49.3%に!
(製パンで平均30%と言われています)
●では、生き残る戦略とは
帝国データバンクさんには
「シャトレーゼは成長著しいアジアなど海外市場へ、不二家は従来の
路面店からスーパー内への店舗出店を加速させるなど、集客力の高い
立地に活路を求める。モロゾフはネット通販の独自ブランド「みみず
く洋菓子店」を新設、ターゲット層囲い込みによる生き残りを模索」
とありました。
なるほど!
●では、中小企業や小さなお店の生き残り戦略は?
有名なのは名古屋のエミリーさんですよね。
2000年年商400万円のお店が2016年。同じ場所で年商は20倍の8000万円に!
こちらは上記の売れていないと言われるケーキで勝負されています。
お客様づくりの基本から具体的な方法まで紹介し、実践をお手伝い
一度、見学されませんか?
34期の見学会はこちらから!
↓↓↓↓
銀座経営勉強会の見学会は2019年10月も開催します。
https://no1keiei.jp/keiei-jyuk