◆1/5が消える大廃業時代! 2025年頃までの10年間累計で約650万人の 雇用、約22兆円のGDPが失われる!
2019/11/07
◆1/5が消える大廃業時代! 銀座新宿西村発
おはようございます。
銀座と新宿で経営塾を開催している西村です。
ところで祝日の11月4日(月)、『八起会』
面会をお願いしていろいろお話を伺いました。
『八起会』 は倒産する会社の相談に乗るので有名な団体です。
特に、設立者の野口誠一会長は自らも倒産の経験があり倒産して
自殺にまで追い込まれる社長が多いことに思い立ち倒産経験者同志
が支援しあうこの会を作られました。
元々は電話で倒産しそうな社長の相談に乗っておられました。
(無料だったと聞いています)
また、その経験は貴重で講演家としても知られていました。
講演家としての年収が3000~
それも『ワンテーマ・倒産』でです。
●竹花代表(八起会代表世話人)から『大廃業時代』
これはNHKで放送された『大型廃業』が来るという話です。
NHKスペシャル『大廃業時代〜会社を看取(みと)
https://www6.nhk.or.jp/
私・西村は見ていないのですが再放送を待っています。
このようなことが言われていました。
「企業の廃業件数はこの5年で20万件、
経営者の8割以上が、周囲の誰にも相談できず、
追い込まれているため、専門家は『企業の孤独死』と呼び警鐘を鳴
らしている。」
『企業の孤独死』なんとさみしい言葉でしょうか?
また、東京商工リサーチは「
いない中小企業は、
とも発表しています。
そして、経済産業省と中小企業庁の試算によれば、「
中小企業廃業の急増により、
雇用、約22兆円のGDPが失われる」
●竹花代表(八起会) は続けて言われました。
「廃業はまだいい、倒産すると『破産か、夜逃げ』になる」
これも怖いですね!
それでこの倒産、あるいは廃業に至る理由は何でしょうか?
実はこの話をするために伺ったわけです。
何故かというと「勝ちに不思議の勝ちあり、負けの不思議の
負けなし」という言葉があります。
あの野村克也監督がよくつかわれた言葉です。
元々は 肥前国第9代平戸藩主、松浦清 (まつらきよし)の言葉
これは、「偶然勝つことはあっても、偶然負けることはない」
負けるにはそれなりの理由があるという意味だそうです。
●経営も同じと考えます。
成功する理由はいろいろあります。
ただ調子がいいだけの時もありますから。
しかし、倒産するにはそれなりの理由があると考えます。
野口会長は「倒産は社長の甘さから」
特に調子に乗って「売上や利益の上がらないものに経費をかける」
これが倒産のおおもとの原因になるとのこと。
また、経営するうえで倒産の危機感を持って経営をすること。
これらだ大事なんだと伺いました。
本当に倒産にはいろんな理由があります。
●中小企業白書には
1位 販売不振 68%
2位 既往のしわ寄せ 13% (負債資金の固定化で資金繰り悪化)
3位 過小資本 5% (増資や内部留保不足)
4位 放漫経営 5%
5位 連鎖倒産 5%
6位 設備投資過大 2%
7位 信頼性の低下 1%
8位 売掛金回収難 1%
9位 在庫状況悪化 1%
とありました。
しかし、これらは表象的な問題です。
その根底には「社長の甘さ」があり、企業は生存活動を強いられる
ものと強く感じてその日帰ってきました。
人に命があるように会社にも命がある。
時代の変化の中でどう生き抜くか?
それには市場で生き抜く強さ、専門性が必要でありそのために
要らないものは捨てる。
特に会社の中で弱いものを捨てる『弱捨(じゃくしゃ)の戦略』が
必要であると竹花代表はおっしゃっていました。
関心のある方はこちらをご覧ください。
倒産しない会社をつくる不倒会(定期的な個別勉強会も開催中)
https://yaokikai.com/futoukai.
西村謙二
◆実は西村も経営相談にも乗っております。
関心のある方はこちらから一度、お問い合わせください。
都内に来られる方なら最初は無料でお話を伺います。
お問い合わせのメールか電話をお使いください。
年間、有料経営相談100回以上は伊達ではありません!(笑)