◆脱・ブラックループ(1)なぜ、ブラック企業に入るのか?
2020/02/04
◆脱・ブラックループ(1)
今、私たちは『買い叩かれる世界』に住んでいます。
それはモノだけでなく、私たち自身が買いたたかれる社会にいるわけです。
それは商品だけでなく、私たち自身も『買い叩かれる』わけです。
『高学歴ワーキングプア』という言葉をご存知でしょうか?
東大京大という優秀な大学を出た人や弁護士の資格を持っている人でもなかなかいい仕事に就けない現状もあります。(総務省就業基本調査では大学院卒で14万人が年収150万以下)
●そんな中でやっと見つけた企業がブラック企業!
そんな会社は忙しく仕事はさせますがスキルアップはさせません。お金と手間がかかるからです。
そして、転職をしてもスキルが低いのでやっと見つけた企業がまたブラック!
ブラック企業からブラック企業へのブラックなサイクルが続くわけです。
これは何も人材だけでなく企業も同じです。
価格訴求で買い叩かれ、新商品や差別化のあるサービスを開発する暇もなくさらに叩かれる!
まさに『ブラックループ(黒い悪循環)』です。
●では、どのようにその『ループ』から脱出するのか?
それには『武器』が必要です!
その『武器』とは?(続きの内容は(2)に書きます)
なぜ、こんなことを書いているかというと今年のお正月にドラッカーの『経営者の条件』を読みました。
内容は『脱・マニュアルワーカー』という内容でした。
簡単に書くと『セルフマネジメント』の本ですが『自己管理』という簡単なものではありませんでした。
それでいろいろ調べていると『僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫) 瀧本 哲史 (著)』という書籍を見つけました。リンクを貼っておきます。
残酷な内容でした。
『非常で残酷な日本という社会』で生き延びるにはというのがテーマでした。
というと「日本社会はそんなに厳しくないよ!」という方もおられるでしょう。
しかし、現在の『同一労働同一賃金』が進められると40代50代の大量リストラも考えられます。つまり『買い叩かれます』
当然、スキルという武器があればいいのですが、そのスキルさえ役に立たなくなる変化が待ち受けています。
・『買い叩かれる世界』とは?
・その中で『生き残る武器』とは?
そのようなものを紹介していく予定です。
西村経営研究所(有)・西村謙二
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