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誰を部長にするか? 中小企業の人材育成

おはようございます!

銀座と新宿で経営勉強会を開催している西村です。
最近、人材育成の引き合いも多くなっております。

◆『誰を部長にするか?』

この質問をされる方が増えています。

会社規模を大きくされたい経営者の方との付き合いが多くなった
せいかもしれません。

私はこのような時にすぐに自分の意見を言いません。

質問を受けるのですが、皆さんご自分のお考えもお持ちで、質問
されることが多いからです。
(それを自覚されていないこともありますが)

そこでよく受ける答えが以下のものです。

「これまで外部から部長になる人を入れてきたのですが、だいたい
途中でうまくいかなくなります。

「部下がやめたり、その人がやめたりで」

「それで後味の悪さが残っています」。
「最後には『私(社長)が悪い』と言ってやめた人が多いです」。

これは皆さんのところではいかがでしょうか?

よく元大手の人を部長にすることがあります。
それでいい人に当たったら、ラッキーと思います。

そのような方もおられますからね。

また、それは社長さん自体人を使う素質や才能をお持ちという
ことになります。

実は『部長』という役職は普通の役職ではありません。

『将の将(しょうのしょう)』と言われています。
これは劉邦と韓信の話から出てくることです。

『将』とは人をまとめる率いる人のことです。

会社でいうと『課長』のような人です。
そして『将の将』とはその課長をまとめる『部長』のような
人になります。

人をまとめ率いるのが難しいわけです。

そして、その『将』を率いまとめるのはもっと難しいということ
です。  

社長がそれが出来ているならば『将の将』となる才能があります。

その方はそのままその才能を使って『部長』を使っていけばいい
わけです。

しかし「誰を部長にするか?」と悩むようでしたらそうでないかも
知れません。

では、「誰を部長にするか?」です。

このことについて、ドラッカー大先生は興味深いことをおっしゃっ
います。

『マネジメントチーム(この場合は役員や部長のこと)は社内から選べ』

そして、「組織や会社に必要な一つの強みでもある人間にその役割
与えよ」とおっしゃっています。

つまり、あなたが『部長』に必要と思われる機能を果たせる能力を
持っている人をまず『部長』にしてみてはいかがでしょうか?

たとえば、社員との間に入って顧客と折衝して欲しいならそのよう
人材を登用するということです。

そして、不思議なのは『役職は人を育てない』ということです。

『役職(肩書)ではなく、仕事が人を育てます』
その部長になった人間もその役割を果たしていくうちに他の仕事も
こなしていくことにより『部長らしき』仕事が出来るようになります。

「そんなやつはいない」と言われるようなら、まだその時期ではな
かも知れませんね。(笑)

部長を含め、多重構造組織(多階層)にすると中小企業は弱くなる
竹田先生もおっしゃっていますね。

「屏風と会社は拡げるとつぶれる」というものです。

西村謙二

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